【 果物食べちゃいけない? 遺伝性果糖不耐症 】
2017.04.26
目次
遺伝性果糖不耐症
そもそも、果物は吸収されないので、毎日食べてると腎臓が壊れるという論文があります。
体に負担がおきにくい、1日の食せる重さの上限も確かありました。15gとかくらいだったと思います。
医師が勧めた「健康的な食生活」でがんに?「遺伝学者×医師」が食事療法の常識を覆す
遺伝子解析で自分が何を食べ何を避けるか判断できる
大量の果物と野菜を食べたときに感じたような吐き気と膨満感に悩まされる人が多いが理
由はわからないままになる。たいていの場合、だれも真面目に取りあってくれないからだ ――担当医でさえ。 そして、気づいたときには手遅れになる。
遺伝性果糖不耐症を抱える人は、人生のある時点で自然に果糖が大嫌いになる人が多い(これが天然の予防策になっている)。そして自分でも理由がわからないまま、この種類 の糖を含む食品を避けるようになる。 遺伝性果糖不耐症を抱える人が身体の声に耳を傾けなかったり――そしてさらに悪いこと
に、医師から正反対の医学的助言を与えられたりすると――最終的には、卒中や昏睡、そ して臓器不全やがんによって早すぎる死を迎えることになる可能性がある。 だがありがたいことに、状況は変わりつつある。それも急速に。
ついこの前まで、どんな人でも――たとえ世界一の金持ちでも――
自分のゲノムを覗き見るようなことはできなかった。そもそもそんな科学技術が存在しなかった。
けれども今日では、
エクソーム解析
〔全ゲノムのうち、1.5パーセントほどのエクソンの配列のみを網羅的に解析する手法〕
や全ゲノム解読のコスト、すなわち、ぼくらのDNAを構成する数百万個のヌクレオチドの「文字」という
貴重な遺伝的スナップショットを
見るのにかかる費用は
高品質の大型テレビを買うより安くてすむ
そしてその価格は、日を追って下がっている
今まで見たこともなかった
遺伝子データの真の「洪水」が到来では、これらの文字に何が隠されているのかというと、何よりもまず、そこにあるのは
、ジェフとその医師が遺伝性果糖不耐症と高コレステロール血症によりよく立ち向かうた めに活用できたはずの情報だ。 つまり何を食べ、何を避けるべきかについて、自分に適した判断を下すためにだれもが使
える情報である。 あなた以前にこの世に存在していた先祖全員のモノグラムが付された、あなた個人への贈
り物であるこの知識があれば、何を食べるべきかについて――さらには後に見ていくこと だが、どのような人生を選ぶべきかについても――知識に基づいた適切な判断を下すこと ができるようになる。